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籠たいまつが夜空赤く、東大寺お水取り

　お水取りは、東大寺二月堂の本尊・十一面観世音菩薩に日常の過ちを懺悔し、幸福を願うもので、奈良時代から続いていて、今年で１２６２回目です。　１２日は、通常よりも大きい長さ８メートル、重さ６０キロから７０キロの“籠たいまつ”が登場しました。「火の粉を浴びると、一年間、幸せに暮らせる」という言い伝えがあることから、欄干から突き出された巨大なたいまつが勢いよく打ち振られて春の夜に火の粉が飛び散ると、見物客からはいっせいに歓声が上がりました。　未明にはお供えの水を井戸からくみ上げる儀式が行われ、このお水取りが終わると、古都・奈良に本格的な春が訪れます。（13日16日）

投稿日：2013-03-14 10:25:05
長さ：00:00:57
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