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京都府立医大、肥満をコントロールする遺伝子の仕組み発見



京都府立医大の池田宏二助教らは、研究対象の「ARIA」という遺伝子に、太る課程で、脂肪の中に新しい血管ができるのを抑え、脂肪の燃焼を妨げる働きがあることを突き止めた。マウスを使った実験で、ARIAの働きが抑えられたマウスは太りにくく、通常より皮下脂肪や内臓脂肪が少なかったという。池田助教は「(人の)ARIAの発現を見たところでは、非常にマウスで見た発現パターンと似ていますので、脂肪での発現が多いところも含めて、人でも同じようなことがいえる可能性が十二分にあるのではないかと考えています」と話した。今後、この遺伝子の働きを抑える新薬が開発されれば、肥満などの画期的な治療法になるという。

投稿日:2013-09-11 14:15:04
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科学 京都府立医科大学 肥満 メタボリック症候群 遺伝子 ARIA